にじリボンに参加しました

2016年11月07日

にじリボンってごぞんじ?

「乳幼児と中学生との交流事業」
    佐伯市社会福祉協議会上浦支部の毎年行う行事です。

東雲中学校で11月7日開催されました。
*中学生と助産師、出産経験のある母親、乳児 幼児が関わることで、命の重みや子育て の大変さ、親の気持ちに触れる機会を持つ
*地元の中学生と乳幼児がかかわりを持つことで、地域のつながりを作る
*子育て中の親が、中学生と関わることで わが子の将来を想像したり、現在 の子供たちの現状などについて理解を深める
    などが目的です。

 中学3年生の13人が待っていてくれました。わたなべ助産院は、院長と看護師が参加し、初めにお話をしました。
    女性の体のこと、妊娠可能な時期、
    そして妊娠したらおなかの赤ちゃんはどんなふうにして成長するのか
    予定日はどうして決めるのか、
    出産開始の陣痛は、何がきっかけで始まるのか
    出産まで赤ちゃんを成長させるために、何が必要なのか、
    赤ちゃんを育てるための胎盤をはじめとする付属物はどう働くのか
    また赤ちゃんに対する母親の気持ちを、妊娠した時、出産した時、育児で大変な時、どう思うのかを話してみました。

 中学生の皆さんはまじめだったのでしょう。少しおとなし気に聞いてくれていましたが、話をする私としっかり目を合わせてくれていました。
 エコー写真で胎内の赤ちゃんを見る時も、生まれたばかりのまだ臍帯のつながっている赤ちゃんの写真を見る時も、とても興味深い様子でした。
その後妊婦体験や、母子健康手帳の話もあり、最後は赤ちゃんを抱っこしたり、おむつを替えてみたり、お母さんたちと困ったこと、嬉しかったこと、名前の決め方など、たくさんのお話をしていました。お産の体験も聞いて居ました。
お母さんたちも自分の体験は隠さず話していました。わが子が中学生に抱かれて泣いていても、暖かく見守っています。
とても有意義な催しで大変うれしく思いました。
どうかまた来年も、その次も続けてほしいですね。助産師としては、実はお母さんたちにも、今日のお話をはじめから聞いて欲しかったと思いました。受精やつわり、お臍の話など、出産してもよく知らないママがいますので、自分の体の、しかも妊娠 出産に関することですから、今後の赤ちゃんの計画に活かしてほしいですね。落ち着いてあなたらしいお産をするために!!!


Posted by わたなべ助産院 at 17:44│Comments(0)
 
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